バッテリー配球編 「打たれる可能性を下げる」 

豊崎BBC

2016年01月26日 06:53

バッテリー(投手&捕手)をやる部員は一部で、ご父母が読んでもあまり興味がわかない記事となる可能性がありますが、こんなのもあるよ~という感じで読み流してください。
しかし、高学年のバッテリーをやっている部員、やりそうな部員は見ていただきたい記事です。
今回は、どうやったら、打者が打ちにくくなるか、芯をとらえないようにするか一緒に考えてみませんか。
第2回目です。

バッテリー配球編 「必要性」の続きです。
今回は、打者の立場から書いてみます。

まず、どういった球が打ちやすいか
①同じスピード
②同じコース
③同じタイミング
で投げられるボールは間違いなく、目が慣れ、打ちやすいと思います。
ちゃんとした)バッティングセンターのボールをイメージしていただけたらいいのではないでしょうか。
パターンが1個しかないからことから、打者も予想ができ打ちやすくなる(反応しやすくなる)のではないでしょうか。

投手の立場からすると、逆にパターンを多くすることが、打たれる可能性を下げる方法の一つだと思います。

①スピード 3パターン(ストレート・7分ストレート・スローボール)
②コース 9箇所(内角・真ん中・外角のそれぞれ高・中・低)
③タイミング 3パターン(セットに入ってボールを持つ時間が長い・普通・短い)
を組み合わせれば
3×9×3=81パターン(理論上ですが・・・)

スローボールは、なかなか使いにくい球ですので、除いたとしても
2×9×3=54パターンはあることになります。

投げ分けできるかとの疑問は残りますが、常に相手が嫌がる投球(言葉が悪いですが・・・)
を意識することが大事との趣旨です。
54パターン投げるぞ~という目標を持ってより打たれにくい投手になって欲しいです

今回の結論
可能な限り
①違うスピード(ストレート・7分ストレート・スローボール)で投げる。
②違うコース(内角・真ん中・外角)を投げ分ける。
③タイミングを外す投げ方(セットに入ってボールを持つ時間)をする。
ボールをしぼらせないタイミングを狂わせる投球を目指したいものです。

次回は、初球の入り方について書きたいと思います。
(BY 三太郎)

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